怪しさゼロ!現代の質屋は高級ブランド品や貴金属の見本市!

皆さんこんにちは。
荒木と申します。よろしくお願いします!
簡単に自己紹介させていただきます。
入社4年目。買取の勉強中です!
現在は伊勢佐木店に籍を置いてますが、関内店、岡野店にもお手伝いで行かせてもらっています。入社前は飲食の仕事をしておりました。
自己紹介もほどほどに…

ブログを始めるにあたってまず触れておきたいのが質屋さんの歴史!
と言うことで今日は質屋さんの歴史についてお話させていただきたいと思います。

皆さんそもそも質屋さんっていつ頃からあると思いますか?
明治?それとも江戸時代から?
いえいえ、なんと今からおよそ700年前の鎌倉時代からなんです!

当時は地方の領主が庶民にたいして担保を取った貸付をやっていてこれが質屋の原型と言われています。
また、その頃は質屋という呼び名は無く、『土倉(とくら)』と呼ばれていて、担保を保管しておく為の土蔵を建てていたことに由来するそうです。

そして貨幣経済の普及と共に質屋も発達していき室町時代には庶民の金融機関としての役割を持ち、江戸時代には『質屋取り締まり令』と言う法令も施行され土倉は質屋と言う呼び名に変わり質屋は爆発的に増えたそうです。
江戸時代の落語や時代劇に頻繁に質屋が登場してくるほど、質屋は庶民にとって身近な存在だったんですね!

また、江戸時代の主な質草はキセルや着物、大工道具だったそう。
あとは将軍家の家紋が入ったものは厳禁だったそうですが、実際にはこっそり取引されてたようです(笑)

そして昭和になると呉服や洋服、はたまた布団や鍋などの生活用品までが質草になってたとか…
その後家電の普及と共に主流は電化製品に移行し冷蔵庫(!)、テレビ、ラジオに変わっていきました。変わったところだと、自転車やバイクも質草になっていたようです。

そして今はと言うと貴金属やブランドバッグ、ブランドジュエリー、高級時計と言った所でしょうか。

質屋さんも時代のニーズに合わせて取り扱うものが変わっていったんですね!

また今の質屋さんは質預かりだけでなく、買取や販売を手がける所も多くなって来ています。ですのでお店もとても明るくて入りやすい雰囲気になってます。

質屋さんというと暗いイメージがあると言う方もいらっしゃるかと思います。
(ここだけの話、実を言うと私もキネヤに入社する前はそういったイメージを持ってました)

でも実際にお店に来ていただければ、きっとその明るい雰囲気にびっくりすると思いますよ!

皆さん、軽い気持ちでお店まで足を運んでください。
きっと質屋さんに対するイメージがガラッと変わりますよ。
皆さんのご来店心よりお待ちしています。

 

*araki*