『とけいのおべんきょう』 ~Vol.2~

皆様、こんにちは! キネヤの松本でございます。

 

新年も早や5日ではありますが本年もどうぞキネヤを、そして松本を
よろしくお願い致します。

 

さて今回は『とけいのおべんきょう』Vol.2といたしまして、前回あまり掘り下げる
事が出来ませんでした“素材 ~Material~”に関してもう少しお話させていただき
たいと思います。

 

【ロレックスにおける使用素材と分類】
・ご存知の方も多いと思いますが、ロレックスの時計に用いられる素材には
1) ステンレス(以下、SS)
2) 金(GOLD)
3) プラチナ(Platinum、以下PT)
の3種類が挙げられます。また、全てSS製のものやSSとGOLDのコンビ、SSと
PTのコンビ、金無垢(All Gold)のものなどバリエーションは多岐にわたっています。

本日は使用される素材と、それに伴う型番号をご紹介いたします。ロレックスの型番号
で使用素材を表す箇所は型番号の最後の数字になります(前回ご紹介した18238Aであれば
最後の 8 の部分が使用素材になります。)

1) SSのみ → 0
2) SSとK18PG (SS&PG) → 1
3) SSとPT (ロレジウム) → 2
4) SSとK18YG (SS&YG) → 3
5) SSとK18WG (SS&WG) → 4
6) K18PG無垢 (PG) → 5
7) プラチナ無垢 (PT) → 6
8) K18YG無垢 (YG) → 8 [前回ご紹介したモデルがこれです]

9) K18WG無垢 (WG) → 9

ということで型番が“116610”となれば使用素材はステンレスですし、“179173”と
なればSS&YG となるのであります。

以上、少し細かい話になりましたが型番を見て使用素材が分かるなんてちょっと
カッコよくないですか…「キャ~ ステキ!」となるかはわかりませんが知っておいて
損はないですよ! 次回はさらにマニアックな“ベゼル”の話をさせていただきたいと   

思います。それではまた!

(次回に続く)