現役バイヤーが語る宝飾品やジュエリーの歴史

ジュエリーの歴史を語れるほど知識はないのですが、太古からお守りとして石を身に付ける習慣もありましたし、綺麗な宝石の光は神秘的に祭られていたという歴史です。

宝飾品は古代メソポタミアなど古代文明でも存在しています。

ローマの人々は子供の健やかな成長を祈って揺り籠に添え、兵士たちは護符として身に付けて戦場に赴きました。

英国の王室では、安産の御守りとして身に付け、また王女が誕生すると1年間はベッドに掲げると言われます。
中世以降になると、富裕階級の人々にも広まって行きました。

日本でも古くは縄文時代から多くの装飾品が身につけられてきました。
明治時代にヨーロッパ的なジュエリーが入ってきました。
ファッションとして身につける女性の姿も見受けられるようになりました。
その後、外国から来るものをただただ見ているだけではないのが、日本人はさっそく自分で作ることを考え、日本におけるジュエリー文化も大きく発展していきました。

近代は1989年12月29日日経平均株価が3万8957円の最高値(ザラ場)をつけるなど、日本全体が好景気に湧いた余波が残っていた1991年に、宝飾市場の規模は3兆円を超えていた。
ダイヤモンドと金では、世界生産量の30%、プラチナでは60%を日本で消費したのが平成2年(1990年)のことでした。こうして1990年代初頭は世界第2位のジュエリー大国となったのです。

宝飾品の歴史文化時代によって、様々な文化から現れていますが、人々に愛され、独一無二な価値、その高級感は昔から今まで、将来もずっと変わらない。
これは宝飾品の魅力です。

 

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